Medical Essays

日々、考えることの覚書です。

『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んでみた。

以前から気になっていた『金持ち父さん 貧乏父さん』を機会があったので読んでみました。

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

 

 

 今回、改訂版を読みましたが、元々は2000年に初版が出ていたんですね。

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん

 

 

さて、本書を読み進めていくと、『お金のために働いている』、『ラットレース』といった文言が、次々と胸に突き刺さってきます。

 

メッセージを要約すると、

・お金を生み出す資産を手に入れるべきである

・そのためには、『ファイナンシャル・リテラシー』、『ファイナンシャル・インテリジェンス』が必要である

ということに尽きると受け止めました。

 

Googleで検索すると『金持ち父さん』を利用したマルチ勧誘があるという記事もあり、本書のために怪しい儲け話にだまされるというクレームも出てきそうですが、それが『人生を変えるチャンス』なのか『他人を儲けさせる罠』なのか、見分けるために『ファイナンシャル・リテラシー』、『ファイナンシャル・インテリジェンス』が必要なのだという論理だと思います。

 

医療業界でも、『ヘルスリテラシー』という用語があります。

ヘルスリテラシー :健康教育の新しいキーワード

ヘルスリテラシー :健康教育の新しいキーワード

 

Webで簡単に情報を得られる現在、 健康に関する話題も玉石混交としています。

まがりなりにもプロフェッショナルとしての立場からすると、どうしてこんな記事を鵜呑みにできるのだろう?という情報を持って、相談に来られる方もおられます。

 

そういった気持ちを当てはめると、いわゆる『金持ち父さん』と呼ばれる人たちには、儲け話を見分けられる『ファイナンシャル・リテラシー』を持つという言葉は、とても素直に受け入れられました。

 

So what?

そのためにどうすればよいか、ひとまず『金持ち父さん』シリーズの他書籍を読んでみて、『ファイナンシャル・リテラシー』を持つためのステップを歩みたいと思います。